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金沢美術工芸大学さまとビーチクリーン!

 3月12日(火)。

 2024年1月から対馬の海洋問題に取り組む子会社、株式会社ブルーオーシャン対馬を設立されたサラヤ株式会社さまからのご紹介により、金沢美術工芸大学の学生6名が対馬を訪れました。



 日々企業や研究機関・公共団体等との連携活動を推進している金沢美術工芸大学さまは、スタディツアーの一環として豊玉町佐保のクジカ浜にて清掃作業を行ないました。

 最も外洋からの漂着物が多い対馬の現状を目の当たりにした学生のみなさまは、大変驚きながらも私たちの行なう説明に耳を傾け、メモを取り続けていました。その熱心な姿に私たちも背筋が伸びる思いです。



 ペットボトルを回収し、どこの国から流れてきたものが多いか調査を行いました。今回は韓国製が約7割、中国製が約2割、他日本と不明で約1割といったところでした。

 別で回収した発泡スチロールと合わせ、わずか1時間程で約4,000ℓの海ごみを回収することができました。足場の悪いクジカ浜でこの量はお見事です!



 回収時、実際にごみの中を歩いていると、足を踏み出すごとに劣化したプラスチックが砕けてしまい、自身がマイクロプラスチックを増やしてしまっていると感想を述べた方もいれば、目立つ発泡スチロールやプラスチックブイだけでなく、普段誰でも履いている「くつ」や「サンダル」の漂着の多さに驚いている方もおり、私たちが見慣れてしまっている漂着ごみの中に新たな気づきを与えていただいた清掃活動となりました。


 まだまだ震災の影響で大変な生活が続いておられる中、はるばる対馬までご訪問いただき、感謝申し上げます。

 またお会いできたなら対馬の問題だけでなく、ありあまる魅力もお伝えし、また共有できたらと思います。ありがとうございました!


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