2023年02月01日(水)、2022年度第3回対馬市海岸漂着物対策推進協議会(以下、協議会)が対馬市交流センターにて開催されました。
長崎大学名誉教授:糸山氏を委員長に、大学院、研究機関、漁協、行政、民間組織と、様々な代表者が顔を合わせ、対馬の海ごみ問題に挑んでいきます。
年に三度行なわれる本協議会は、前回のフィードバック→中間支援組織対馬CAPPAの活動報告と今後の課題発表→問題点の指摘と改善策の提案→総合的質疑応答といった流れで進められ、それぞれが持ち寄った情報やアイディアを基に意見が交換されます。
ボランティア受入件数が増加傾向にある旨の報告と併せ、2022年12月3日に開催された日韓市民ビーチクリーンアップワークショップの成果も報告させていただきました。
日韓市民ビーチクリーンアップワークショップについてはもっと質を上げるべきであるとし、委員の方々から建設的な意見を多数いただくことができました。
最も身近な生活ごみとの向き合い方など、海ごみだけに留まらない問題提起もありました。
分別ルールのスリム化、処分方法の明確化、ポイ捨てを是正するための意識改革等、話題は尽きません。
ステークホルダー(利害関係者)同士が一つの目的に向かって協力し、成果を出す。
これこそが相利共生であり、私たちが実現すべき未来の姿であるのだと、協議会を通じて委員の方々と共有することができたように思います。
我々が取り組むべき課題は山積みですが、一つ一つ目標を達成しながら進んでいきます。
次回、2023年度第一回協議会で一つでも多くの成果を報告できるよう、更に挑戦していく所存です。
今回お集まりいただいた委員の方々、貴重かつ忌憚なき意見の数々、まことにありがとうございました。
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