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執筆者の写真Ryo Koto

国際ボランティア団体IVUSAin対馬

2023年3月13~16日の四日間、NPO法人国際ボランティア団体『IVUSA(イヴューサ)』が遠路はるばる対馬まで足を運んでくださいました。



地域活性化、災害支援、児童教育支援、国際協力、環境保護等の社会活動に勤しむIVUSAは、『長崎県対馬市海岸清掃活動』という一個のプロジェクトを掲げ、45名もの大所帯で来島され、対馬北部の井口浜海水浴場を二日間に渡り清掃してくださいました。



本記事を通し、最も外洋からの漂着ごみが多い対馬が抱える問題と、解決に向けたIVUSAの活動をご紹介させていただきます。


 

3月14日(火)AM9:00。

眠気を吹き飛ばす快晴の中、意気揚々とIVUSAの皆さんが井口浜に到着しました。



己自身と仲間を鼓舞させるべく、大声の檄が飛び交います。

熱気あふれる作業風景に自然と私たちの気合いも入ります。




IVUSAはこの清掃の折、地元の方々との交流を強く希望していました。

事前の呼びかけに応じてご参加くださった地元有志の方々、駆けつけてくださったボランティアの方々、まこと感謝です。




昼食明け、エネルギーをチャージした彼らの勢いは更に増します。

どんどん集まってくる海ごみたちを捌こうと、私たち対馬CAPPAも全員参加でフル稼働です。



PM16:00、初日の作業が終了しました。

明日も頑張ろう! と気を吐きながら撤収していく彼らの姿、実に頼もしい!


 

3月15日(水)AM9:00。

昨日よりも良い天気に恵まれた二日目、この日の作業は午前中までとなっています。

時間が限られているということもあり、彼らのやる気も三割増し。対馬CAPPAも負けじとハリキリます。




この日の最高気温は19℃。風も穏やか。

皆が額から汗を流し、手を動かし続けました。



終わってみれば初日に匹敵する量の海ごみ回収に成功しました。

二日間の総回収量はなんと約53,200ℓ(初日30,000+二日目23,200)

まさに一味同心。一致団結。抜群のマンパワーと情熱に脱帽です。



清掃終了後、昼食をとった彼らはバスに乗り込み、対馬の海ごみが処分されている場所である『対馬クリーンセンター中部中継所』に向かいました。



中継所内の各施設と設備を回りつつ、語られる解説に耳を傾けながらメモを取る彼らの眼差しはとても真摯なものです。

百聞は一見に如かずで、実際に自分たちが拾って集めたごみを開き、更に細かく分別していく作業も体験してもらうことになりました。



クリーンセンターから語られる対馬のごみ事情に、そしてそれらと日常的に闘う中継所職員の方々とのコミュニケーションに、IVUSAの皆さんは価値ある学びを得られた実感を覚えているようでした。


クリーンセンター撤収後、最後に労いと地域交流を目的としたBBQがIVUSA主催の下、始まりました。

私たち対馬CAPPAもこの二日間の戦友たちと席を囲み、盃(ジュース)を交わします。





遥々「国境の島対馬」まで来ての海岸清掃、お疲れ様でした!

みなさんとの活動は私たち対馬CAPPAの今後の活動にとっても大きな学びになりました。

未だ寒気の残る対馬に熱き風を吹き込んでくれたIVUSAの若人たち、誠にありがとうございました。




そして最後にもう一度。

この度の海岸清掃にご参加いただいた地域の方々、本当にありがとうございました!


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